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今回は純然たる雑談回です。「”Dr.STONE”をオススメしすぎて情報量が0になる」「言葉の言い換え本に過適応した男」「”砂上の楼閣”も出てこないヤツは砂上の楼閣」など各々持ち寄ったテーマについて話します。
【目次】
00:00 今年で30歳だけど少年漫画で号泣(?)した
06:59 『Dr.STONE』は構成が素晴らしい ※ネタバレあり
20:01 科学漫画が科学だけを見せたいとは限らない
24:25 結論。『Dr.STONE』は文系であり理系でもある
31:15 ベタな語彙を使いたくない問題
33:48 この言葉を言い換えると…?
48:39 教養悪口作家なら悪口も言い換えられる?
1:00:29 語彙力バトルが終わらない
【参考文献のリンク】
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◯この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた
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◯大人の語彙力ノート
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【堀元見プロフィール】
慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。
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【水野太貴プロフィール】
名古屋大学文学部卒。専門は言語学。
某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。
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#雑談回 #ゆる言語学ラジオ_雑談回
頑張ります、はそれこそ刻苦勉励とかじゃないですかね
他人の感動にピンとこない人好きです
18:15
多分この話までDr.stone読んでなかったけどここ聞いて泣きそうになった
Dr.STONEは作中の武術家が石化後に繁栄した人類の強者に「悠久の研鑽に、一人の天才では勝つことなどできませんよ」って台詞がありますが、これがこの物語の根幹だ、と読んでた当時思いましたね。Twitterや漫画アプリのコメントにはやれニュートンだアインシュタインだを反例のつもりで上げてる輩もいましたが、いやいや彼らは巨人の肩に乗っているだろうと
どちらかと言うと寓話は人の営みの積み重ねを教えると言うか、警鐘に近いと思います。例えばヘンゼルとグレーテルは
当時流行した飢饉で親が子供を捨てることが多く、それを止める為に作られました。浦島太郎も誘惑に負け、約束を破ると
最後は酷い目に遭います。これは仏教の因果応報を当時の人たちが後世の人々に伝えたかったとされ、研究者の中には浦島
太郎は過去に成功した老人がモデルで、その人は竜宮城=親の遺産で暮らしたが、やがて使い果たして釣りで暮らし始めたと。
漫画である以上全て文系
「一日千秋の思い」かなんか言われると、随分腰引いてるな~~と気持ち悪いです。
愛と勇気と友情と正義と公平と・・・人間の営みの尊さと、原爆まで作ってしまう人間の営みの愚かさと
この回聞いたあと「千空が一人で目覚めて孤独を感じたが、歴史上の科学者たちや実験らを想像しながら「そうだ俺はひとりじゃない、科学で繋がっている」って思っている」という具体的なコマが記憶に浮かんできたんだけど、読み直したらそんな具体的なシーンは無かった。堀本に記憶を植え付けられた。これがinception?
ぼくも22巻のあのシーンで、もう赤ちゃん作れそうな体だねって感動しました。
この話、まさに氷月が台詞の節々で語っていた歴史の重みに対しての観念だと思う。
「その悠久の研鑚に、一人の天才では勝つことなどできませんよ」
「見せてあげますよ科学の槍を。500年の歴史を受け継ぐ尾張貫流槍術を」
「私たちは更に磨きそして死して次世代へと繋いでいく」
最後までずっと憎めないのは、先生が作る、そんな個性豊かなキャラクターを人間たらしめる信念が、絶対にブレることがないからなんだろうと思う。
思えば百物語も、ソユーズの人々も、他にも色んなことが先生の伝えたいこととしてあったのかもしれないな。
ずーっと大好きな漫画ですが、改めてもっと好きになれました。
19:11 カタルシス出しやすい
文系理系ってくくりは本当にもったいない。嫌いでも不得意でも、基本だけでも学んでおいて損はないと思う。
自分が得意なことを理解してるのは大事なことだけど、最近の不得意なものや嫌いなものは一切触らなくていいみたいな風潮があるの、本当にすごくもったいない気がしてる。
たぶん作者も書きながらぼろ泣きしてたと思う
出鼻から爆笑したわーーーー
寓話の話しが出てきたけど、まんま作中の百物語なんよな。
知恵を子どもたちに分かりやすく伝えるために物語仕立てにして危険な動物とか宝石を覚えさせる。
53:17 禹行舜趨(うこうしゅんすう)
うわべを真似るだけで実質が伴っていない
水野さんはマコラだったのか
冒険野郎マクガイバーも好きそう。
タクティクスオウガ好きです
星新一は全然違うような…?
Dr.Stoneは最初主人公が言った「科学の積み重ね」を読者は知らない(または知識としてしか知らない)から力強く感じる実感が湧かない
けど2回目の時までに主人公一行が科学を発展させる流れを一緒に体験してるから再度主人公と同じ状況になった女の子が感じる「積み重ねの力強さ」を実感として理解できる
おーいでてこいは立場が逆転してるし穴に向かってゴミを捨てる気持ちの理解につながらない。むしろ逆の立場を見せられることで「どうして考えなしに穴に物を捨ててしまったんだ」になる
この話を聞いてDr.STONEの該当話をもう一度読み返してまたごうky…ボロ泣きしました。
30:55 同じ全人類対象でも、よくある全人類対象の漫画は読者が理系か文系か関係ない内容なのに対して、DR.STONESは理系漫画でもあるし文系漫画でもあるということ(堀元さんの主張の通りならば)。これと全く同じ構造なのが、昨今話題になっているLGBTQ+に含まれる、バイセクシュアルとパンセクシュアルの違いである。バイセクシュアルとパンセクシュアルはどちらも男性と女性が性愛の対象だが、バイセクシュアルは男性には男性としての魅力を感じ、女性には女性としての魅力を感じるのに対して、パンセクシュアルはそうではない。
つまり、DR.STONESは理系も文系も対象だが、よくある全人類対象漫画は理系か文系かは関係ない。そしてこれはバイセクシュアルとパンセクシュアルにも同じことが言えて、バイセクシュアルは男性も女性も対象だが、パンセクシュアルは男性か女性かは関係ない。
よく抽象化をする2人の動画で抽象化をしたコメントをするという入れ子構造のコメントになったし、よく入れ子構造がと言う2人の動画で入れ子構造の話をするという非常に入れ子構造の激しいコメントになってしまった
アリとキリギリスの話がでたのでひとつ
キリギリスは成虫になり生殖を終えると寿命を迎えるので越冬準備は不要
記号の反復可能性が発揮されてるってことなのかな!
55:06 虚仮威し
暁美ほむらのような。
読んでないのに、おれも聞いてて泣いたぞ。
普段は俗っぽい堀元さんが、漫画の話する時は「人間讃歌」というテーマを大絶賛するのたまらなく好き
6:50 「一流作家の堀元さんが」って言った後の水野さん満面の笑みすぎてこちらまでニコニコしてしまいますね
スイカ~~~~~~~!!!!!
N=1の感想ですが、「首を長くしてお待ちしております」と同じくらいの圧を「一日千秋」からは感じる気がします
全巻通読済みで今この回を聞いています。
22巻は本当に胸熱でしたし、最終巻までずっとアツくて、堀元さんと同じところで私も泣きました。思い出し涙しています。
人間の叡智や先人の努力の積み重ねは尊くて、それがいろんな形で表現されているのが魅力だと思っています。
この回を聞いて、もう一度一巻から読みたくなりました。
「号」は確かに「叫ぶ」「喚(わめ)く」といった意味がありますよね。
「号泣」もそうだし、「怒号」とか「号令」とか…
バラエティ番組のCM前に「この後誰々が号泣!」と仰々しいテロップが出たかと思えば、実際の当人は「無言で」目に涙を浮かべているだけ、というのをよく目にします。
「言葉は変わるもの」とはよく言われるものの、これについては何だか割り切れません…;;
異世界ファンタジー×医療の始祖的な作品だな。後の異世界薬局に通じる異世界医療ファンタジーというジャンルを確立させた。
水野さんは語彙を過学習してしまった結果、俗っぽいビジネス言葉が出なくなったのかもしれないと視聴していて思いました。
このラジオを聴いてドクターストーン読みました。戻ってきました。良いシーンでした。半年も経ってしまいました。
ここまで語彙力あるとこんなに伝わるんだな
妻に説明した時の下手さやばかったもんな自分..
日本語警察としては「否が応でも」は気になる。「否も応もなく」と「弥が上にも」の混同からの誤用が定着したものだと思うけどどうなのかな。その後には「否応なし」とちゃんと言っているけど。
1:01:06 これはこのおふたりだからこそできる掛け合いなんだよなぁ。聞いてて心地がいい
ドクターストーンとヒカルの碁が同じジャンプでメッセージ性なのも同じなのすこ
「ダニングクルーガーの申し子」が最初に浮かんだw
Dr.STONEは言葉がタイムカプセルになってるのが文系的にも胸熱になる漫画でした
つまり言葉を扱う全人類にオススメ
8:10主人公が秒数を石化中にひたすら数えてたからいち早く石化が解けたのであって、偶然ではなく必然の結果なんだよね
先人らの知識で乗り越えられる壁を、
学習が不足していることで乗り越えられないのは悲劇ですな。
勉強しよ。
号の字は、口が万(たくさん)ある、
イメージするのは昔の戦(いくさ)モノの描写で、たくさんの歩兵が、それこそ数千人、数万人いて、同じ単語を叫んでいるような…
「えいえいおーー!!!」とか、単に「おおおーー!!!」みたいな感じに、感じました。
読み直そう
「不退転だわー!!!」が面白すぎる
Mr.堀本のDr.STONE考察、マジで的を得ていると思うし共感しすぎて首ちぎれた