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進撃の巨人を解釈する上で最重要であるエレンとミカサの山小屋での世界の正体を、仏教の八識の概念を手がかりに解き明かします。
【今回の名言】
『私達に見えている物と実在する物の本質は
全然違うんじゃないかってね』
by ハンジ・ゾエ
（引用：諫山創 / 講談社『進撃の巨人』5巻第20話）
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【関連動画】
❶エレンが鳥との道を生み出していた理由
❷エレンがハンジの死ぬ未来を知っていたアニオリ要素考察
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【参考文献】八識について
■横山 紘一 ,「唯識の思想」, 講談社学術文庫 , 2016年
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【注釈】
1)00:56 座標についての現在公開可能な情報
アニメのファイナルシーズンで登場した情報です。
動画内でも述べた通り、意識体にとっては一瞬かつ無限の世界であると考えています。
2)01:36 肉体型の「連続的な流れ」の世界の補足
ここでは肉体ごと転送する肉体型の説明をしていますが、肉体には意識も含まれています。
道の世界では意識体にとっては無限の時間軸になります。
なのでジークの意識は延命することができたと思われますが、肉体にとっては有限、つまりユミルの呪いは適用されると考えられます。
つまりジークの肉体が永遠、道の世界に存在することは不可能で、継承してから13年後には道の世界の肉体も寿命を迎えると考えられます。
単純化すると、道の世界は
①意識にとっては無限
②肉体にとっては有限（ユミルの呪い）の時間軸になるということです。
3)02:07 04:50 ジークを転送したのがユミルである根拠
ジークが道の世界のことやユミルの存在を知らなかったからです。
ジークはジークの脊髄液で巨人化した巨人の体内から道の世界に転送されました。
ユミルによって修復され、元の世界に転送されたジークは「あれが道なのか」「少女が土を捏ねて治した」と言っていることから、道の世界やユミルの存在自体も知らなかったリアクションをしています。
よってジークを転送した巨人を操作していたのは、王家に従う始祖ユミルの意志であったと考えられます。
4)13:09 エレンが鳥との道を作り出していたことを考察した動画
5)14:07 衝撃/ 安藤裕子
フル ▶︎ https://youtu.be/UAuwzw_5JU4?si=aQBSQe1etcs5ZOE5
アニメED ▶︎ https://youtu.be/AZl8UDsqsoM?si=maDzUqpAPaMfKgJb
6)20:50 エレンがハンジの死を未来の記憶で知っていた根拠
アニメ最終回のオリジナルとして、アルミンの対話の中でエレンはハンジを死ぬことを知っていました。
しかしその時点でハンジはまだ生きていました。
つまりエレンはハンジが死ぬことを未来の記憶で知っていたことになります。
詳しくはこちらの動画の10:00頃をご覧ください
7)22:42 コロニー
「集団営巣地」とも呼ばれ、外敵から巣を守るために集団で巣を作っているとされています。
【その他参考】
「目に見えるいきもの図鑑」より
https://orbis-pictus.jp/glossary/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%BC.php
8)23:40 トウゾクカモメ（イェーガー）
ウィキペディアを参考（下記は短縮URL）
https://x.gd/0MoAA
【Chapter】
00:00 オープニング / Opening
00:45 1. 意識と肉体 / Consciousness and body
07:02 2. 八識 / Eight Consciousnesses
12:29 3. 鳥から鳥へ / Bird to Bird
16:50 4. 有限 / Limited
21:36 5. コロニー / Colony
25:08 エンディング / Ending
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【原作】進撃の巨人 ©️諫山創 / 講談社
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【サムネイル画像】©️諫山創・講談社 / 「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
【音楽】魔女の雫 by かずち
【音声】VOICEVOX
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